わくわくしてた、と思う
明日で、乳癌の手術をしてからまる3年になります。
この日は「やっと始まるー」「いやなものがなくなるよー」てわくわくしてたと思う。何しろさわってわかる場所に出来た病巣なんで、早いとこ切っちゃってすっきりしたかった。
手術前2週間くらいから微妙に体重も減ってたし(精神的なものもあったとは思う)、痛みがあったんですよね、実際。放っとけば死ぬものなのは知ってるだけにコワいじゃないですか。
前の週末の一時帰宅の時にジンジャーエール買っておいてたんですよ。
手術前の晩、給湯室の冷蔵庫からそれ出して、製氷機の氷(ファーストフードの店みたいな小さい氷。んまい)をコップにざらざら入れて飲みました。
あの薄暗い給湯室の天井と冷えたジンジャーエールの美味しさはちょっと忘れ難いです。
治療のイヤ度から言うと、あとの化学治療(抗癌剤)の方がよっぽどぐったり、でしたね。
そう言えば放射線治療をしてた時、転移がなかったので化学治療しなくていい人に待合室で出会い、もう一人の顔見知りの人(彼女も化学治療決定済。私と同じ日の午後に同じ先生に切ってもらってた)と一緒に「いいなー」てつい合唱した覚えがあります。
罹患して*周年の計算は最後の抗癌剤投与から、て説もあるみたいですけど、やっぱりいちばんでかいものがなくなった日は忘れ難い(てか、まだ2クールあると思ってた日が結局最終投与日になってしまったので印象が薄いんですよ私)。
明日はちょっとしたケーキでも買って帰ろうかなと思ってます。シゴトある日だからね。
追記:
多分、最終投与日は5月23日だと思う。投与前の診察の時に、主治医に「次は6月13日ですね」て言われたのを覚えているので。
.........実際にはその日は入院してたんですが(記憶が怪しいけど、ようやくICUから出るかどうかってあたりだったかな。出た日に実はカリニ肺炎だったって聞かされたんですよね)。
« 歌姫失踪中 | トップページ | 暗闇に膝を抱いて »
「心と体」カテゴリの記事
- ...ええええええ??(2010.07.08)
- そっか....(2010.06.07)
- ちょっとまじめなおねがい(2010.05.04)
- ...はい??(2010.03.08)
この記事へのコメントは終了しました。
« 歌姫失踪中 | トップページ | 暗闇に膝を抱いて »
コメント