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2007年11月17日 (土)

後ろ向きでもいいじゃん

ふらふらサーフィンしていて、こんなところに辿り着きました。

重い。
重すぎです。
何がって、ここに書かれている出来事が起きてからもう10年近く経っているってのが。
不条理に引き裂かれた恋がこんなにも後々引きずるものだなんて。...いやまぁ、全然知らない訳でもないんだけど。

黙々と3日がかりで前へ前へと(時々泣きながら)読み込み中です。
ご多分に漏れずで彼女は未遂も何回かやってるらしいし、他の男の人のことを考えようとしたこともあったみたい。でも行こうとしてもまだ来るなって戻され続けなのよ。嗚呼。
多分整理をつけようと思って思い出をブログに書き始めたんだろうなと思う。最初の方はまだ読んでいないんだけど(いや、正確には1度だけちょろっと見たことはある。記述は高校生時代の内容だったんじゃなかったかな)。でも始めたら逆にいっぱいいっぱい思い出してしまって。
こんなによくもまぁ微に入り細にわたって覚えているものだなあと考えながら読んでいたら、元になった日記が存在してて、それを書いた理由が:いつか倦怠期夫婦になったとしても、付き合い始めた頃の気持ちを忘れないように書いておこうと思った、でした(涙)。
まさかこんな形で再録されるなんて、書いていたときは考えもしなかったんだなあと思うと。でまたそれを何年もたっても捨てられないでいたから今書き連ねることができるというのがまた。

今時の男女の話ですのでそれなりな記述も出てきますから、万人にはお奨め出来ない。
ちなみに最近更新が滞りがちです。
先生が亡くなった年の話になっているので、話すのが辛いんでしょう。

それにしても同じ国のどこかに、綺麗な盛りの娘さんがたった一人で、延々と失った恋人のことを思い出して何年間も泣いてるって想像するとねえ。
いつの時代もそういうことは多々あったと思うんだけど、やるせない気持ちになります。
でも泣いておいた方がいいと思う。
何十年かかってでも全部吐き出さないと前には進めないもの。
中途半端に封印なんかしたら却ってみんなが不幸せになる、きっと。
それにもしこの先に新しい出会いがなかったら、整理がついたところで先生の方から迎えにくるんじゃないかなっていう気もするよ。これだけ悲しい思いをしたんだからもういいよって。
何をいつまでも死んだ恋人のことをぐだぐだ言ってるんだっていうコメントや、あっちに行っちゃえばっていう心ない言葉も書かれたことがあったみたいだけど(現在はコメント認証制になってます)、後ろ向きでいいのよって伝えたいです、私は。
彼女の言う通り、しあわせの形はひとつではないのだろうとも思えるから。

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