1/6箱庭道楽(ハウス話)
では、予告通りハウスもの小話などを。
子供の頃に貰ったリカちゃんには、あの伝説の赤いリカちゃんハウスが付いていました。収納・持ち運びが出来るハウスには以来どーしてもヨワかったりします。実は今もウォッチリストだけ付けてうーうー言ってるキャリーバッグ型ハウスがオークションに出てたり。あ、タカラのじゃないです。
というのはさておき。
最初のジェニー(当時はバービー)をお迎えした時には、自室の箪笥の上にスチレンボードで部屋を作りました。ベッドのコーナーには段差をつけて、収納スペース(一応ひきだし型...よくこわれたけど)も作ってたっけ。壁紙は池袋西武のリバティで買ったピンクの花柄のラッピングペーパーで、ポスター代わりに「The Cure(当時好きでした)」のポストカードを貼ってました。
大学から帰って来ると、ベッドで寝てた小夜子(ジェニさんの名前)を起こして、座らせて、じーっと何十分も小さい手を握ってました...と今書くとすっげー怪しい奴じゃんよ>自分
でもあの時間が今の私の原点だったと思う。
実は「私の時間」の歌詞(「同じ顔同じ声たったひとつ違うのは/あなたとの出会い私だけの時間」)を読んだ時に思い出したのはまさにあの瞬間の私だったのよね。カントリー風の白い服でちんまりと箪笥の端に座っていた小夜子のことを思い出して、パソコンでミク姫の歌を聴きながらこっそり泣きました。
結婚前に一時期これまたちっさい人形スペース造りにハマりまして。こんどは苺やトマトの箱(苺だと2つとか4つとかパックがはまってる段ボールの箱、あれですね)のキレーなのを八百屋から貰って来て、紐で壁に下げて。奥行きが薄いのが難でしたが、ちょいと座らせるくらいの部屋ぽいスペースなら割と簡単に出来るの。ドールハウスでよくあるボックス型みたいな要領ですね。最盛期は3つくらい作ってましたが、最大の難点は地震がくる度に壁からぼたぼた人形が降って来る。ちょっとした震動でも落ちる。その都度せっせと人形を戻す姿ってのは実に滑稽だっただろうなあ。当時は必死だったけど。
今は部屋はあってないようなもんです。ハウスも幾つか持ってるし(でも開けられずじまい)、人形の大半を収納している戸棚にしたって元々は部屋な仕様だったんだけどこっちはとにかくもう人形が増え過ぎて既に何年も前から部屋の体裁をなしていないし。3年くらい前にも「スウィートベッドルーム(1986)」を中古でゲットしてカスタムしてたんだけど、壁紙を張る寸前で力尽きてしまい(正確に言うと壁紙を吟味してる時に肺炎で倒れてやる気も一緒に萎えた)それっきりになってます。あああ、今年の抱負に「スウィートベッドルームを仕上げる」入れた方がいいかな(苦笑)実は誰を住まわせるかがはっきりとイメージできなくてモチベーションが上がらないのよ〜。実を言うとそっちよりも「ジェニーズショップ」開けて、サイバー風味のボーカロイドさん用談話室作りたくなっちゃってるかもなの。とほほほほ。
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