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2008年6月 9日 (月)

他人のような気がしない

...有名人て居ますよね。実際にはあまり似てなくても。

とあるインタビュー(確かロッキングオンジャパン)を読んで以来、原田知世を見る度に妙な気がしてました。
いや、実はあの方、音楽の趣味が見かけによらずで。
今は知りませんが、そのインタビューを受けた1990年代前半頃は結構ゴツい系洋楽なんかを聴く方だったそうです。
で、趣味が高じてなのか一時期はその手合いのイケメンなミュージシャンともお付き合いしてたそうなんですが(あとで知りました)、それって彼女の方からアタックかけたらしい。やってるラジオ番組に何度も呼んだりとか。
知った時はかなり驚愕しました。見かけによらず情熱の人じゃん(笑)怒濤のミーハーというか。
...ロッキングオンは彼女の聴いてたような音楽はかなりプッシュしてました(付き合ってたミュージシャンもロッキングオンジャパンの常連でした)から、取材の許可がおりたのも彼女の意向をくんでのことだったんでしょうね。が。インタビューをやると分った途端に編集部がハートマークでうずもれてしまい、何人くっついてくるか分らんからと、担当編集&ライターは当日外でこっそり待ち合わせて取材に向かったそうです。

まーあそこまでグレード高くありませんし若人はあんまりダマせなかったんですけど、私の場合は過去属性が所謂「おっさんホイホイ」で。本人はその趣味は全くないのに何故か年上の男性が寄って来る20代を送りました。
おたくちゃんであるにもかかわらずとりあえずハナシは聞いてもらえる..という点では、おっさんホイホイもまんざら捨てたもんじゃなかったですが、特にお人形様絡みで(まぁジェニーのファンにはそういう「見た目とのギャップが激しい」人は結構多かった。可愛い女の子や男前なお姉さんのジェニーマニア、何人も知ってます)。
しかし本人は何も考えてなかったんですけどねー。おじさんがついあれやこれやと妄想してしまうスキのエリアでは。

月日が流れまくってすっかりいい年になってしまい、同年輩がおっさんになった今日この頃、一体自分はどう見られてるんだろうなと思うことがたまにあります。
「腺もすっかりはかなくなりまして、ごはんばっかり食べています」というのは、村田喜代子のエッセイに出て来た過去モテモテだった女の人の台詞でしたが、そんなもんですかね私も(苦笑)
人に見られるのが商売の原田知世本人はあいかわらず綺麗で、なんかあれやこれやと思い描かれそうなはかなげな風情を時折見せてますが...いまもひとりなんですよね、確か。
なんとなく、ルックスや役柄からは想定外ジャンルな思い人をこっそり抱えてそう..という妄想をついしてしまうのは私だけかしらん。考え過ぎか〜(笑)


追記:
ゴツい音楽ってのは言い過ぎだったかな。でもコクトー・ツインズ大好きってのはイメージとちょいとギャップが(くらくら)。ああ、インタビューが載っていたのは1992年のロッキングオンジャパン10月号です。まさにソフバ遠藤と噂が立ってた頃です。てか、あのバンドの場合、残り二人のメンバーが元カップルなので、遠藤しかストレート方向に余らないんですが。
.....私ったら例によってP-MODEL目当てで買ってますねこの本も(Pモの歴史を収めたビデオが出たので平沢師匠のインタビューが入っていたのよ)。

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コメント

ソフトバ○エの方のお話を聞いた事がありますね。
原田知世サンは、2005年にイラストレーターのエドツワキさんと結婚してますヨ♪

おお、人妻なのね>知世さん。
それも私がいちばん「今浦島」だったころ(病気治療でおこもりでした)にご結婚でしたか。
情報ありがとうございました&ミュージシャンでなければアート方面の人とくっつきそうな気はなんとなくしてましたが、予感的中でしたねー。

実は、毎朝NHK教育テレビでやってるアニメ「やさいのようせい」が彼女のナレーションなんで、見ながら「むむう」と昔のあれこれを思い出して書いたのが今日の記事でした。
毎朝微妙にもやもやしてたんですが、彼女の近況が分ってなんとなくすっきりした気がします。へんなの>自分(笑)

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