...よくぞ描いた
育児マンガってたんまりありますが、ここまで「赤子首がすわらない期間」の地獄をきっちり描いたのはそうないんじゃないかなあ。
他に思い出せるところでは榎本俊二の「カリスマ育児」がとほほほな現状を若干流しつつですが描いてはくれてましたが、まぁあっちは男親だし....(普段のマンガが下ネタ満開なので、コドモ方面のとほほほほも抵抗無くスムーズに描きまくってましたね。でもほんとうに乳児の現場なんてその通りだから)。
何らかの理由で孤立無援状態の双子の片割れが子供産んでしまいましたよ、て話です。
はっきり言って身もふたもないですが、現実はまんまこの通りなんですよー。
これから子供産む人、近場に妊婦の居る人は覚悟として読んでおくべきかと。
で、通ってきた者としてこの姉ちゃんに助言するとだな:
いやーんなこともいっぱい言われるけど、母乳マッサージ通いなさい
です。
親子まとめて、育児のプロに風を通してもらうべき。ダメなところは当然叩かれますが、励ましても貰えるしさ。苦労を苦労と認めた上で助言してくれる第三者って少ないから肩の力が抜けて楽になるよ。
それが無理なら、とりあえず一回、胸を蒸しタオルであっためてから味見しつつ母乳絞っちゃう(これをちゃんとメソッドにのっとって乳腺が暴走しないようにやってくれるのが母乳相談室のマッサージです)ところから始めてみるだな。胸まわり辛そうだからさ。
中途半端な飲みでナカミが出切らないとだんだん母乳がしょっぱくなってくる(とあんまり飲んでくれなくなります)ので、これはやる価値あり。新生児と母親なんて所詮乳で繋がってる関係ですから、乳でGJてコドモに言ってもらえるのは大きいっす。ホントに。
そんで、首がすわるころには顔ももちょっと人間らしくなって来るし、外にもより安心して出られるし、わらわら寄って来るおばちゃんたちには「かわいい」て褒めてもらえるし(このほめほめ攻撃が実はママへの支援と首すわらない期間を耐え抜いたことへの賞賛でもあるのに気が付くのは育児が一区切りついてからだが)、辛抱のしどころなんですよ、3か月までは。
私も産む前と後の落差が激しくてわんわん泣いたもん。
連載はまだ延々続いてるらしいです。どう落としどころを付けるんだか、現状さっぱり判りません。
が、とりあえずここまで新生児回りの現実をきっちりとコミック化したのは称賛に値すると思う。
頑張れ〜。
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