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2009年7月15日 (水)

希代のジャパニーズ・ドリーム

ゲームやる人、作りたい人、関連の仕事してる人は絶対読むべきだと思う。ゲーム開発の産みの苦しみは勿論、複数のメディアにわたってどんどん広がって行く様、その中でのあれやこれやのトラブルとそのシューティングまで載ってて、超分厚い本なんだけど全然苦にならなかった。自分でもこのゲームは遊んでるし、今は子供が遊んでるし、一時期ちょびっと関連仕事もしたことがあったので、もはや他人事じゃないっていうか。...

たかがゲームのノンフィクションで、いっしょにわくわくしたり、はらはらしたり。
なかなかない経験です。
ジャパニーズ・ドリーム大賞ってことで。

コネタマ参加中: 今まで読んだ本の中で“賞”をあげたい一冊は?

 

追記:
これは一応「今は続いてない」的状況の為、選から外しましたが。

...「着せ替え人形」の歴史を変えた立役者の軌跡として、特に1/6スケールの着せ替え人形が好きな人は一読しておくべき。今みるとヌルいところも多々ありますが、それでも子供相手がメインのはずの人形が、ファンまで巻き込んで頑張る姿勢は今見てもうなるものがあるかと。
主役のジェニーのあれやこれやの多様な商品展開は勿論、momokoのアイデアソースのひとつでもあるジェニーのフレンドドール「大徳寺貴更」、20年以上も前に発売されて人気を博した地黒肌の美女「エリー」、アンティークドールをイメージして開発された派生シリーズ「エクセリーナ」など、ファンならずとも目を奪われる展開の数々をじっくり堪能出来る希有な1冊です。
今でも、私はジェニーのことをジャパニーズ・ファンシーの最高傑作と思っていますが、それは「手芸」全ジャンルの力を駆使してより美しく輝こうとする現代ドール界の流れを、最初に体現してみせた人形だから、です。
全てのドールファンはタカラ本社があった青砥に足向けて寝ちゃいけませんよ(笑)

にほんブログ村 コレクションブログへ<追記の方がアツくなってしまった(汗

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