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2009年9月11日 (金)

やらなくて後悔したことのひとつ

ひとり暮らし。

ひとりでいることの自由も、怖さも、気ままさも、自堕落も、知らないできてしまったなと。
ご飯を一緒に食べる人がいつもいる人生は幸せだけど、それでよかったのかなと。
そんな感じ?

そりゃ当時は女性オンリーのマンションもごくごく一部にしかなかったし(当然家賃も高い)、三多摩地区に親が住んでるのになんでわざわざ家を出るのかというのもあった。
母親、うるさかったし(ひとり暮らしなんかしようもんなら絶対合鍵持って掃除に来そうな親でした)。

でもね、知らない立場の人の気持ちは判らない。
それで傷つけてしまった人もいる。
随分たってから「しまった」て思った。今でもトラウマになってますが、そういう「人とかかわる」て部分以外でもひとりになることは必要だったなあと、今になって思います。

「絶対にもうあそこには戻らない」と覚悟を決めて故郷を出てきた西原理恵子画伯は私と同じ年。私がなさけない問題で親とぐだぐだと揉めていた頃、彼女は生活の為にエロマンガのカットを必死になって描いていた。ひとりで。
同じように美大に来たのにね(がっこーはちがいます)
私に一番足りなかったのは覚悟だな、と、彼女のインタビューを読んで感じました。

あとね、一度「これでもか」というほど好きなもので家1軒埋め尽くして、ついでに散らかして、収拾つかなくして徹底的に困ってみるべきだったのかもよ〜、て声もどっかからするんですよ〜。インテリアと収納を学習する面でもいろいろやり残し感があるのよ実は。
「キューティ」とかに載ってるようなtoo muchなお部屋は今でも密かに憧れてたりします。いやもう、今はほら、家族がいるから好きには出来ないもん。

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