トルネード
ここに出て来る女の人達は、まっすぐな瞳をしているなあ。
というのが第一印象でした。
その目の先には、いつも大好きな人が映っている。
こういうのに魅入られた男子というのは、実は難攻不落系なのではとふと思いました。
けっこう男子としてのスペックは高い。
でもあの手この手では絶対に落ちない。
そんで、超豪速球を投げる(正確に言うと、変化球や牽制球が投げられないから一撃必殺の力技に出る。実は一般的な女子力は低い場合も散見)天然な女子がかっさらっていって周囲が地団駄を踏む場合が圧倒的に多いと思うのよ。
愛されるより愛したい人なんでしょうね。
すこーん、とスイッチがはいってしまったら、もうその相手だけをずっと思い続ける。
女子から見るとある意味理想的ですが、うっかり掛け違えて別れた(生死別問わず)場合が悲惨だな多分。
実際、この本の中には、学生結婚した最初の奥さんを僅か3年でなくしたきりずっと独身だった予備校講師が出てきますが、死別だから美しい話なんで、普通に別れた場合は....なんか不安を感じる(苦笑)。
こういう人を落とそうとしたらやはり豪速球1本で行くしかないでしょう、次に隣に座るのを狙うなら。へたに牽制球を投げまくって相手方の選択肢をなくしても、スイッチ自体をしっかり切り替えられなかったら結局自分の方は見てはくれない。自分のものなのに自分のものではないと言う悲惨な事態を招きかねないかと。..まぁ、時間薬っていう手段もあるにはありますが。予備校講師の矢野先生も奥さんの没後20年にして5年がかりで再婚(しかもデキ婚)に持ち込まれてましたしね。でも私なんかは短気だからその手は使わないなあ。
自力の直球勝負が効かないなら縁がなかった人と思うしかないかも(苦笑)
と。
実はトルネード側だったので言える。
まぁ、大昔のことですけどね。
...........彼女達は何も謀ってないの。
一般女子力の低さ故に巷で色々言われる場合もあるかもしれないけれども。
だから不安で胸がかきむしられるような思いもするんだけど、初手の直感で相手をきっちり見切って選んでいるのでちゃんと愛されているんですよ。
まあ、そういう生き方もあるということ。
少数派だと思いますが。
蛇足ですが、うちの下の娘は豪速球投手の素質があると見てます。
将来がちょっと怖い。
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