The drawings of NONSENCE
今までさんざん書いてますが盛るPが大好き。
音も絵も。
まぁ音の方は初期P-MODELっぽいぴこぴこぱりぱり音&変拍子がたまらないという理由からなんですが、実のところ絵(特に走り書きモノ)が妙にツボるのがなんでなのかはしばし測りかねてました。
「ああ!」と思ったのは、例の「ピロンさん」が実は服は着てなくて腰にちょんとついた白いところが光沢だと聞いてから。こういう絵を描く人、多分、知ってるなぁと.....。で、よく考えたら
エドワード・リア(「ナンセンスの絵本」作者)
J・ウェブスター(「あしながおじさん」作者)
このあたりでした。
どっちもペン描きのひょろひょろした絵。特にリアおじさんは本業が図鑑とかの絵描きなので解剖学的には破綻がない(でもデフォルメしまくり)味のあるいい作品を残してます。
「ナンセンスの絵本」は名前だけ知られてて実際の作品はあまり本屋に置いてないので取り寄せましたね。河出書房新社だったけど、入手後そんなにしないうちにあっさり絶版になったなぁ。どっかの文庫で復刻されたんじゃなかったかな。
思い出したところで懐かしくなって本棚から引っ張り出してみましたが、今見ても面白い(笑)
ああああ、もひとつついでに思い出したけど、最初の会社の同僚(バイエル庭に埋めてた彼女です)もやっぱりこの手合いの絵描きで。激かわいいものを求められるバブル期の文具業界と水が合わずに2年弱で退職しちまいましたが、彼女が在職中の作品を見てうっかり入社してしまったのが後にイラストレーターになった斉藤ひろこさん(笑)。
入社説明会に来たとき、ひろこさんの手には彼女が企画したグリーティングカードが握られていたそうです。入社試験には受かったものの、やはり1年持ちませんでしたっけ...。
なんか盛るPからすっかり脱線しちまいましたが、全員共通しているのは:私には絶対描けないちょっと脱力した感のあるひょろひょろとした曲線。
なんていうか、すごくうらやましいんですよぅ。
追記:
解剖学的には破綻がない、てのは案外重要。
ちっさい頃にそのへん破綻しまくりの絵に影響されてしまった私はあとで随分苦労しました。具体的には「ぐりとぐら」の鹿とか鳥とかです。...
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