涙腺崩壊中
えー、まずはこちらのリンクを。
最後の最期に殺処分の順番が回って来た、宮崎県西都市の繁殖農家のブログです。
....................。
あかん。
涙が止まりません。
同じ思いをして来たおうちが後何軒あるかと思うと。
いま、1軒だけ最後に残った、民間種雄牛の処遇で揉めてますよね。
ええと、期限が今月6日。
ここで特例を認めてしまって万一の事態が起きた場合、今回で既に満身創痍な畜産家さんはもう誰も立ち直れなくなれます。
あと、県としては既に2回も県で持ってる種雄牛の件で国に対してごり押しをしてしまってて、3度目はもう国外にまで響きかねないので出来ないんですよ。だからこそ知事が自分で勧告書持ってったという。
助ける意義はみんな頭ではわかってても、今後のことを考えると身動きが取れない...近場の人であればあるほど。これは感情論じゃないです。ほんとうに残すのも処分するのも難しすぎるの。そして時間がないの。
国レベル以上でないと「待った」はかけられないと思います。が、農水相は処分の意向だし...。
という牛1頭の問題もありますが、うん万頭に及ぶ患畜/疑似患畜の排泄物等の処理をどうするか&媒介しかねない虫と野生動物という文字通りシャレにならない懸案事項も現地は抱えてます。
堆肥にせずにちゃんと処分しなきゃダメだよ!
再利用なんかしたらまた火の手が上がるよ!
元々は中国産の熱処分不足なワラだか飼料だかが原因かもってハナシもあったじゃん(※真相は現在調査中)!
..ああ、堆肥と言えば、現地のクワガタやカブトムシのことまで心配してる人も居ましたっけ。野生動物には県境がないから...。観光で遊びに来て、捕まえたクワガタ持って帰っちゃうのも、今は危険かもしれないんですよぅ。
ところどころ非常事態は解除されてますけど、いろんな意味でまだまだ不安は残ります。
夏場は観光シーズンだからこその解除という面もあるんだろうなあと思うんですが、これから宮崎に向かう人は予めちゃんと口蹄疫関連情報を収集した上でマナーを守って旅行を楽しんでほしいと切に祈ります。
« うわあ、すっごい難しい.. | トップページ | ちょっと仕切り直して壁神ちゃん »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 評価はし難いけど..(2011.01.27)
- 涙腺崩壊中(2010.07.02)
- もやっとした大人(2010.06.29)
- 初音さんの血の涙..(2010.06.18)
- 適材適所(2010.06.17)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント