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2010年9月23日 (木)

鳥小屋の中の自由

人形用のスタンドが苦手です。
足腰をぎゅーっと握られているように見えてしまうのですよ。

思い出すと:最初に買った子は、箪笥の上に作った部屋で暮らしてました。
学校から帰ると彼女をベッドから起こして、気が向けば着替えさせて、勉強机の端に座らせていました。
小鳥のように。

..うん、もしかしたら私は人形を小鳥のようなものと思っているのかもしれない。
今の私のまわりは鳥に換算すると掛川花鳥園レベルにわっさりと別嬪さんがいますが、スタンドを使ってる子はひとりもいません。一見カオスのようであっても、外に出ている子は誰一人として繋がれてないという別の秩序が存在してると言うか。

椅子とベッドが好きなのも、やたらとスタンドを売り払ってしまうのも、「保定して立たせて置くのが嫌い」というところに由来してると思う。
ああッ、多分SAJが好きなのも理由は同じだ。あのボディだと、ヒールがしっかりしたブーツ履けば自立出来るのよ。

しかし傍目には座ってなければ転がってる訳でそれもそれでなんだかなぁだよな(苦笑)<整理しろよ
さして広くない場所でディスプレイしなければそれは野原ではなくて鳥小屋。博物館の剥製じゃないのよってだけだー。
ちょっと愛で方考えるかと思ったりしてますよ。
目指せ花鳥園。

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追記;
なんでこんなことを書く気になったかと言うと、某オクで「土台にボンドで留めてある」子を見かけてしまったから。
一瞬すんごく不憫に感じてしまったのは何故だろうと首をひねってて今回記事で書いたようなことに思い当たった次第です。

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