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2011年6月

2011年6月30日 (木)

託児されとります

さて、アオスジアゲハ第一陣がよつばまで無事サナギになり、5齢になったまめとごまがもりもりもりもりもりもりもりもりもり食べまくる今日この頃。
例によってまた卵を拾ってしまい、げんなりしてたら下の娘が帰って来た。
...楠の若枝持参。ん??

ちびっちゃい1齢幼虫?が葉っぱにつかまってました

「**(友達)がねー、飼うって言って取ったんだけど、今日は塾があるからあずかってほしいって」

ええと。アオスジアゲハ、難易度高いよ?

...とりあえずママに電話してみました。

  • 飼う場合は近くで虫除けの類は使えない。ベープも蚊取り線香も据え置き型忌避剤もアウト
  • アオスジアゲハのごはん=楠は結構水揚げが難しい(調達は多分学校でできるとは思う)<そもそもこの幼虫ガッコーで見つけてきました
  • 5齢幼虫は大人の小指くらいのサイズまで育っちまいますが
  • いまちょうど5齢ちゃん飼ってるんで、無理無理ってことならそのままうちで飼っても大丈夫だ問題ない

ビビリが入ったママ、「ちょっと話し合ってみて、またあとで電話します〜」
(まぁ気持ちはわかります)

1時間ほどしてまた電話。
「やっぱり飼いたいって言ってます〜」
明日はスイミングクラブの予定がある彼女、夕方引き取り?&レクチャー受けにくることになりました。
...とりあえず、楠の枝の採り方くらいはメモ書きしときますかねえ。

追記:
卵は生長しませんでした。ほっとしたような、がっかりしたような。

2011年6月24日 (金)

その後。

またまたちょい間が空きました。

  • 金魚、減りました。今は元から居る和金/今年お祭りで掬ってきた和金/やっぱりお祭りで来たコメット..の3匹。あとはぽつんぽつんと....。
  • アゲハの方もですね、水差しに直接水を入れて枝を挿してたら1匹溺れまして(みつば)。残りは元気ですが、早々に今日ふたばが前蛹になってしまいました.............ぱそこんの裏の棚の床下で。そんなところで羽化しても責任取れないので、蛹化後数日待ってから(待たないと身体がやわいので色々と問題がある)、マスキングテープで羽化用の棒に引っ越しさせようかと。
  • それにしてもアゲハメシ(楠)の調達にこまりこまりです。近所のタワーマンションの楠・3本くらいからランダムに小枝を貰ってるんですが、そろそろ取れる枝がなくなってきた。緑色が薄いと文句言うし...。さっきひとはに1週間前から目を付けてた若枝をやってみたところ、大喜びでがつがつ食いついて枝先まで名残惜しげに齧ってました。こりゃあ昼前には坊主だなぁ..。

しかし、アゲハ6匹(いまは5匹ですが)はほんっとーに参りました。かなり全体的に穏やかな性格と思われるアオスジアゲハでもくたくたです(ナミアゲハはもっと気が強いと思う)。まぁ....アオスジアゲハの場合はとにかく食べ物調達が一番大変だから<楠はすぐしおれる
一両日中にはひとはも蛹化作業に入るでしょう。
もうひといき?<いんや、その頃にはまめとごまがでっかくなるハズ

追記:
今朝方、ひとはも蛹化脱走を企てまして。
結局彼女は棚を降りてデスクを突っ切り、開けっ放しの引出しの横っちょ(!)で固まってます。昼に気付いてすんごく探した。しくしく<来週早々にマスキングテープで移動させるのは言うまでもありません
あと、そろそろ日程的になんかやらかしそうなよつばは昆虫飼育ケースに隔離しました。

2011年6月20日 (月)

そろそろガタが来る頃

バイト始めてはや3週間。
カゼをひきました。微熱なう。のども痛い。

幸い明日はおやすみなのでシフトに穴をあけずに済みそうですけど、問題がひとつ。
食べ物を扱うシゴトなので、5〜9月の間は、毎月1回担当店員全員(バイトも正社員も)検便が義務づけられてます。が...私、ここ2週間くらい、外食する度にオナカ下しまくってるんですよ。そんな状態で検便なんかしたらひっかかるに決まってんじゃん(汗
うーん、なんかマズい菌が出たら否応無しに休まされたりするのかなあ...。

とか思いながらシゴトをしていたところ:私と数日違いでバイトを始めた青果担当の兄ちゃん、今朝10時過ぎに「すみませんそれではお先します〜」とそそくさと帰っていった+先輩に「お大事に〜」て言われてました。キミもかぃ。

とりあえず整腸剤と風邪薬飲んでます。
落ち着きますように。
あと、身体もシゴト慣れしますように。毎日「足痛い〜」つって揉んでもらってるの、そろそろ心苦しいっていうか。ねぇ?

2011年6月19日 (日)

見知らぬ敵に難儀中

さてアオスジアゲハ子さん。
...なんだかんだでいまうちに6匹居るんですけど(ひとは/ふたば/みつば/よつば/まめ/ごま)。
三つ子はそろそろ5齢、よつばは多分3齢くらい、まめは2齢、ごまはまだ1齢です。

当然困るのがゴハン。
あちこちに楠が植えられてるし、あちこちの生け垣に自生してるし(去年秋の終わりにはホントに世話になりました)で、数いるけどまぁ大丈夫だろうとたかをくくっていたんですが、予想外の敵が出現しましてエラいことになっとります。

敵の名は造園業者。
端から生け垣を刈り込み、本来とは違う植物はためらいもなくばんばん伐採していく。
自生してた楠は軒並み伐られました。
大きい木もきっちり刈り込まれて、エサに使えそうなひこばえは陰も形もありません。
慌てて使えそうな枝を採ったらちっさい子がついてるし。
そんでちょっと幼虫さんから目を離すと、さっさと葉っぱを食べきって放浪の旅に出てしまうという。

7匹目をうっかり拾ったら名前は「ななみ」にしようと思ってるんですが拾うのは最低でも三つ子がサナギになってからですね。
これからしばらくガチでたいへんそう。もう、下枝もいいかげんなくなってきて、今日はいままで採ったことのない木から小枝採って来ました。
はううー。

2011年6月18日 (土)

ラビリンスの住人

舞台裏(バックヤード)が好きです。
所謂ほんとの舞台裏から、ビルの非常階段とか屋上、地下室、..。
どこかカビくさい湿った空気や、表舞台優先・現場機能優先で見てくれに対してなりふり構ってない雰囲気に惹かれます。

25になるちょい前に某百貨店事務方を半年ばかりやりまして、その迷宮っぷりにしてやられました。建て増しを繰り返していた古い建物だったこともあり、表は綺麗にしてても舞台裏は文字通りカオスでしたから。
その頃はまだ自分の腕っぷしに未練がありましたんで結局その職場は長続きはしなかったんですが、その後舞い戻った技術職方面も結局裏方に近い世界だったなあ。名前が表に出ること、ほとんどなかったもん。

病気で倒れる前は宅急便の積み込み手伝いもやりました(これも半年くらい)。
3年近くやってたデータ入力のパートは市場の仲買屋でしたからこれまた舞台裏が仕事場。
去年やった年賀状の仕分けは絵に書いたような裏方だったし。
普通の「お客さん」が入れないところをうろうろする仕事は、胸の奥のどこかわからないところがざわざわしてたまりません。
建物の新旧関係なしに、そこが広くて入り組んでいればいるほど余計にテンションがあがります。

というワケで。
駅地下スーパーのバイトを始めてしまいました。
店よりも下の階層の倉庫から商品を運び出して陳列してます。
地下、4階まであるので、ナニかある時は3フロア分階段でダッシュです。若い先輩男子の1段抜かし階段駆け上がりの華麗かつ早いこと。うっとりです。自分の年を忘れ「あのスピードに追いつきたい」と一瞬本気で思ってしまいましたよ。
スーパーってのは店内もまぁカオスですから、よく年配のお客さんに商品の場所を聞かれます。案内しながら少しずつ場所を覚えていくのがまた愉しい。
仕事をしてる時だけは自分もラビリンスの住人。
わくわくします。

この駅地下、複数の地下商店街と駅近辺のビルが絡んでるので、一見さんはメイン道をはずれると確実に迷子になります。
私も実は慣れるまで10年かかったんですが、迷宮好きが嵩じてとうとう取り憑いてしまったという次第。
ひゃっほう。

2011年6月17日 (金)

今年もこの季節が

ええ、東京おもちゃショーですね。
行きましたよ。県立がんセンターにムリ言ってまで(診察日ずらしてもらいました)

あ、まだ画像整理してないんであとで貼ります。とりあえず文字情報から載せちゃうね。

今回タカラトミーのブースで面白いなあと思ったのは、リカちゃんとジェニーの展示が離してあったこと。
いままではいつも隣でしたからちょいびっくり。どの企画がどっちだったかわからなくならないという意味ではいいかもしれませんね。尤も、ジェニーのエリア、ブライスの斜め向かいではありましたが...まぁあれだけ見てくれに差があればごっちゃにはならんか(苦笑)

リカちゃん、全面的にいい服出してました。

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バラ売り服が色違い各2色ってのは今までなかったので「ほお」て思いましたよ。
全部押さえればふたごのリリーズが出来るねぇ(古っ)
あと、プラ成形なんだけどリボンカチューシャが小物(ヘアアクセサリセットとドレスセットで入ってるのがあった)で出ます。ピンクとかでしたが........白く塗りたい白く塗りたい(いつか「かがみねリカちゃん」を作りたいというささやかな野望が)
ヘアアクセサリセットはリボンカチューシャの他にも小さめシュシュとか、比較的「わかってらっしゃる!」ないいアイテムが揃ってました。欲しいかも....

写真撮影不可でしたが、ジェニーさん今年の後半に某ブランドとコラボ有。最終ではないとの断り書き付きで試作品が飾ってありました(かなりごてごてだったのでここからマッシュアップというか微妙に仕様を削るんではと勝手に推察)。
10月に出るクロゼットと11月の単品ドレス試作が展示されてました。けっこういい感じです。

実は個人的には2代目ラブで3代目人形本体に関しては割と醒めてるんですが、少なくともドレスは今後も可能な限り押さえて行こうかなと。それだけの価値はあると思いましたです。
...なお、展示されてるみらいさんがほとんど去年のとは大違いな美人さんばっかでした。もしかして工場にテコ入れが入ったりしたのかなあ。だったら嬉しいんだけど(その場合去年のは「ブスみらい」とか言われるんではとやきもきしたりww)

あ、マテルは普通というか既発表メインラインばっかの展示でした。多分ビッグサイト内の会議室でやってた内覧会(入り口に看板出てました。さすがにそこまで潜り込む勇気無くて見に行ってません)にホントにいいのを隠しちゃってるんだと思います。そのうちそこここから新作情報が沸いて出ると思うので、各贔屓のお店にしばらくアンテナ張っとくといいと思いまーす。

2011年6月15日 (水)

マスキングテープ大活躍の巻

先日蛹化したアゲハ子さん。本能に忠実に葉っぱの裏で固まってしまいました。
で、田舎村師匠(よく行く昆虫掲示板の主さん)のアドバイスに従って...今回はマスキングテープで葉っぱに吐いてある糸をぺりぺりと剥がし、予め用意してあった棒にぺたり。
結局、そのまま室内で羽化。いまは棚の上に置いた棒の上で寝てますが、朝にでも放してやる予定です(出勤前だからちょっと慌ただしいなあ..)

Ageha11a

さて、うちのみつどもえ(三つ子の幼虫)+追加新人幼虫のよつば+まだ孵ってない卵。
すぐしおれるエサの小枝に難儀していたら、師匠が別の方との質疑応答で「セロテープで幼虫の乗っている葉を新しい葉に貼り付けてやるのが一番ストレスフリー」と書いておられたのに気付き、さっそくマスキングテープの端っこをちぎってぺったんこしてみたところ、ほんとにスムーズに新しい葉への引っ越しが出来ました。
ちっちゃい間は特にどんどんしおれる枝は悩みの種ですからねー。
薄くて強すぎない粘着力のおかげですっかりラクさせてもらってます。

なんか図らずも養殖状態になっちまってますが、意外なアイテムのおかげで今年はうまく...いくかなあ。
実はあてにしてた道路沿いの若木(ヒヨちゃん播種担当の楠の若木)が軒並み伐採されちゃって、当初の予定よりも遠くに葉っぱ取りに行ってるんですよね(それでうっかり新人まで捕獲した)。
三つ子が5齢になった時がちょい怖いです。

2011年6月13日 (月)

やっちまった(新人追加)

いえ、金魚じゃなくてアオスジアゲハの方ですぅ(タメイキ)

彼らの食樹の楠はえらいこと水揚げが悪い。
うまくいかないと半日でしおれます。
でですね、ふたばとみつばが乗ってる枝がへなへなになってしまったので、これは私のバイトが終わる午後までは持たないと判断して小枝を摘みに行きました。

手始めに拾ってきた木に生えてたひこばえを1本ぷつんと取ったところ:
兄弟連れて来ちゃいました(大きさがほぼ一緒なので多分同じ親)
あいたたたー。
しょうがない、これはこれで連れて行くことにして、他の木から小枝持って行こう......
こんどは卵がついてました

養殖なんてするつもりなかったのにー。

そんなこんなで。
3匹一緒の小瓶に枝を挿してたんですが分け分け。
ひとはと卵ちゃん
ふたばとみつば
よつば(新人幼虫)

と、パニクってる小瓶の向こうにはサナギが。
蛹化した時に足場にした葉っぱがしおれてきたので、マスキングテープで羽化用の棒にお引っ越ししました。多分今週後半には羽化じゃないかな。
数が増えると今度は病気とか気にしないとあかんらしい(暑すぎると伝染病みたいのが出るそうです)。
はううー。

2011年6月12日 (日)

いまどきの金魚近辺

子供会のお祭りの手伝いをしてきました。
娘がやりたいと言ったので、金魚すくいのサポート。

ワクがたくさんうしろに用意してあって、これにうすい紙をはさんで金魚をすくう網(ポイ)を作ってあります(役員のおかあさんが作業担当)。
これと小さいボウルを金魚すくいをする子供に渡して、

  • 持って帰れるのは3匹まで
  • 取れなくても1匹お持ち帰りオッケー(欲しい金魚は選べる)
  • 持ち帰りなしもできる
  • 1回100円

いやあ、最近の子供、金魚すくい慣れしてます。
先週近くの別の神社のお祭りがあったところだし。
「練習で〜(持ち帰りなし)」てふらってやってきた子供、ちなみに全員女子でしたが、ポイを握るや否やさくさくさくさくと掬うこと掬うこと。
私がお手伝いしてる時間帯で最高記録28匹。
下の娘のクラスメートは2回連続でチャレンジして40匹掬い、ボウルの中は金魚すくいというよりは金魚漁に...。
終わったあとは数えながら1匹ずつ放しましたが、なんか玉入れのあとみたいでしたよ。
持ち帰り希望組でも黒出目金ばっかり狙った末「さっき掬った金魚といま取った黒出目金を交換したい」って、黒出目金合計4匹お持ち帰りした子もいたし<これも女子

帰り際、娘たちも「やりたい」と言って1回チャレンジ。
下の子はさくさくさくっと3匹掬い「欲しいの取れたからポイまだ使えるけどもうこれでいい」と穴のあいてないポイを返却。
上の子は欲しかったと思われる子を1匹だけゲット。
...そんで、交代した子がまだ不慣れでもたもたしてるので「いいいい、自分で入れる」とさささっと袋に自分で金魚を入れて帰って来ました。

えっと、ウチ、既に金魚が8匹(前から居る2匹+先週連れて来た6匹)居るんですけど。

今日取ってきた4匹(全員琉金、更紗3匹+色変わり中素赤1匹)は先週の子よりひとまわり小さい。仮で入れてるたらいの中でも4匹すみっこにかたまってます。
うーむ、こいつら、金魚水槽に入るの??
先週組には気の荒そうな和金も居るし、ちょい心配だなあ。

2011年6月 7日 (火)

びちびちびちびち

先週末、近くの神社の縁日がありまして、子供たちが嬉々として金魚すくいに興じ、2日で通算8匹すくってきました。
取ってきた翌日には1匹ずつダメだったりしましたが。

土曜に来た子たちは日曜夜までは洗面器に入ってまして。
ええと、日曜はその洗面器を風呂場に置いてたんですよね。
............気が付くと1匹減ってる。下の子が連れて来た朱文金が居ない。
えええ??と周りを見渡し.....排水溝の上に置いてるすのこを外してみたら、排水溝ちかくで固まってました(汗
幸いまだ息はあったので洗面器に戻し....今も古参組2匹と一緒に水槽に居ます。

日曜に連れて来たのは黒出目金と琉金と和金。
昨日午後、水が少し濁っていたので換えたところ、作業終了後ちょっと目を離した隙に和金が脱走。金魚入り洗面器は玄関に置いてたんですが、トイレの扉の脇で固まってました。びちびちはねてるうちに移動した模様。
こいつも水に戻したらあっさり元気になりました。
あんたらねぇ....。
小魚が水槽から脱出してトイレ〜下水道経由で海に戻ったなんてアニメがあったそうですけど(「ファインディング・ニモ」)、現実は甘くないっす。風呂場の排水溝だってしっかりフタがついてるし、うちのトイレは洋式なので床からダイブは不可能。

さて.....もう1日くらい様子を見たら日曜組も水槽に合流させようと思ってますが、今年はどうなるかなあ。
一昨年掬ったのが1匹、去年組は1匹しか残ってないのよ。
金魚すくいは華やかですが、その後のサバイバルってけっこうタイヘンですわ。

2011年6月 6日 (月)

アオスジアゲハが好きなワケ

子供時代は近所に楠なんてありませんでしたから(陸の孤島の団地っ子でした)、せいぜい誰かが捨て鉢したのが育ったサンショウやレモン、生け垣のカラタチについたナミアゲハやクロアゲハを拾っては育ててました。

たまーに迷い込んでくるアオスジアゲハって、なんとなく憧れでしたね。
どこで生まれて育つのかさっぱりわからなかっただけ余計に。

いま住んでいるあたりは海に近いので、潮風に強い楠やタブノキがよく植えられてます。アオスジアゲハの食樹です。越してきたばかりのなんにも知らなかった時期に自宅マンション前の楠でアオスジアゲハが大発生し、彷徨う5齢ちゃん(蛹化前のいてもたってもいられない時期の子たち)を数匹樹上に戻して、で、あれこれ調べて、透き通った黄緑の幼虫さんたちの素性がわかった次第ですが......いかんせん楠はせいたかのっぽなので、幼虫が下の枝にいなければ見つけられません。
実際に飼うようになるまでは数年かかりました。
.......「数年」というのはですね:ある程度年数が経つと、鳥が楠の実を食べてう*ちしたところから小さい樹が育ってきて親がそこに産卵、目につきやすいところに幼虫が居るようになったんですよ(苦笑)<犯人は多分ヒヨドリ

飼ってみるとたかが虫の子供なのに、かなり個性がはっきりしてる。
暢気な子。
カリカリしてる子。
天然な子。
まぁ、人間に飼われてると敵が居ないようなもんなので、普通だったら致命的なミスをすると淘汰されてしまうところをのうのうと育ってしまう為にそういう事態になってるんではと勝手に推察。だって、飼われてる子は失敗してもちゃんとケアしてもらえますからね。ピリピリしてる子だけが実際の野良ではオトナになってるのかもしれない。
.....それにしてもアオスジアゲハ子ちゃんたちは、ナミアゲハ子/クロアゲハ子に比べるとボケ倒し率がハンパじゃないです。幼虫が枝から落ちることは自然界では死を意味しますが、葉っぱの根元がおいしいのでつい自分の足場の葉の根元を齧って落ちるというパターン、多いですよー。今日もそれやらかしたと思われる野良っ子を助けましたが、ナミアゲハ子ではこういうことはまずありませんでしたから。
葉の裏にサナギを作る習性だって、羽化の最中に風が吹いたら落っこちてアウトの確率が高そうなのに改めないのはどうかしてると。足場より擬態を選ぶのはほんとに不思議です。

この天然ボケは他にも知ってるなあと考えてみたら、朱鷺が似たような感じでした。
私の朱鷺好きは昨日今日にはじまったことじゃない(笑)
あのパターンなら仕方ないっつーか(笑)

あとねあとね、他のアゲハ系のお子さん方は4齢までは鳥のう*こみたいなのに、アオスジアゲハ子は3齢くらいからもうきれいな緑色ってのもポイント高い。
サナギは日本の蝶の中では、ツマグロヒョウモンと並ぶ最も美しいものだと思いますしね(スミレの葉を食べるツマグロヒョウモン子はほぼ毛虫なルックスですが、おしりで葉っぱからぶらさがるきれいな金色のサナギになります)

さて、私は今度は卵3個もついた小枝を持って帰って来ました。
理由:まわりにほとんど若葉のない「ひこばえ」にナニを血迷ったのか3つも卵が産みつけてあったから。生まれた子たちが食い詰めるのは火を見るより明らかだったので保護したという次第。まったく、アオスジアゲハがここまで考えなしな虫だとは思わなかったよ。
三つ子は初めて。
うまく育つといいんだけど。

すっかりご無沙汰

ツイッターのおかげで、こっちの更新がすっかり億劫になっております。すみません。すげえ久しぶりですよね........

どのくらい久しぶりかと言うと:
拾ってきた卵がサナギになっちょります

このわくわくどきどきのサナギ期間2週間がいいんだよなあ(しみじみ)
........越冬サナギの時は数ヶ月だったので、逆にハラハラしましたが。

ま、また、ぼちぼちいきます。
いろいろ環境も激変したことだし。

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