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2011年7月25日 (月)

2週間.....

ちょうど2週間前の超夜中、そろそろ寝ようかなと思いつつちょいとぱそこんを覗きに行ったら、ディスプレイの後ろで「カサカサ」て音がしたんですよね。
見ると、羽根が半分ぐにゃったごまさんがじたばたしてました。

......以来2週間。
12日は仕事が休みだったので東急ハンズに行き、理化学用品売り場でシリンジ(注射器のようなもの)と先っちょの部品を買ってきて、うすい砂糖水をスポイトのように吸ってはごまさんの口吻にたらして飲ませてきました。
10日も持てば御の字かなぁと思ってたんですが、まだ元気。
ただ、裏返った状態でじたばたして背中がすりきれてしまい、ちょっと痛そうです。羽根もだんだん痛んできたし...。
同じように介護してきたおうちでは1か月という記録もあるそうで(冬越ししそこなった子の57日ってのが知ってる限りの最長記録ですが)。
もうちょっとはうちに居てくれるのかな。

しかし、羽根がよれたからとは言え、手に蝶をとまらせて毎日ゴハンあげるなんてのはちょっとない経験。というか、昆虫介護はこれで3匹目なんだけど、前の2匹はうまく砂糖水を飲ませられなくて結局早死にさせてしまったので、こんなに長いことうちに居る成虫ってのは初めてなんですよ。
気が向くと口吻を延ばして、止まってる手から直接砂糖水を飲もうとするごまさんを見ていると時間の感覚をなくします。

本来、蝶は外をひらひら飛んでいる生き物ですから、羽化したら外に放してお別れ。
大抵の子達は、外に出す為に飼育ケースにちょっとの間入れる時くらいしか触れ合うことがありません。子供の頃から断続的にアゲハ飼ってきましたが、ずっとそんなものだと思ってきました。
一緒に暮らすってのはほんとにイレギュラー。
あってはいけない事故の先に発生した事態ではあるのですが、宝物のような時間をもらったような気がしています。

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